どうも、やすよりですっ!
僕はいろんなところに行って、いろんな人と話をして、人とワイワイすることが好きです。
なのになぜ、人との関わりがこんなにも疲れるのか。
そしてなぜ、こんなにも生きにくいと感じるのか。
僕はそんな自分自身に葛藤やイラ立ち、むなしさを感じてきました。
自分と何度も向き合ってみました。
そうしたところ、僕は【HSS型HSP】という分類に当てはまることを知りました。
今回はその【HSS型HSP】に関する基礎部分から僕自身の体験までを解説します。
これらを軸にお伝えしていきます。
▼人との関わり方で苦戦している人は、こちらも参考にしてみてください▼
【参考記事:コミュニケーション場面で今すぐ活用できる方法と実践に必要なこと】
HSS型HSPの特徴
そもそもの基本の型は「HSP」になります。
HSPとは人一倍繊細な気質の持ち主で、ちょっとした出来事にも敏感に反応します。
また、ネガティブに捉えすぎてしまう傾向にあるため、生きづらさを感じやすいところがあります。
そんな気質を持って生まれた人のことを【HSP】または「繊細さん」という名称で分類されています。
そしてそのHSPは5人に1人の割合だと言われています。
▼HSPの「分類」や「男女での特徴」については、こちらの記事で解説しています▼
【HSPによるあるある】「4つの種類」と「男性・女性の特徴」をカンタンに解説|自分でできるセルフチェックをご紹介!
その内の約30%、さらには全人口の約6%がHSS型HSPであるといわれています。
【HSS型HSP】とは
基本的に、他人の言動がいつまでも頭から離れなかったり、人混みが苦手だったり、個人差はあれど内向的で静かな環境を好む性質の人です。
他人に興味・関心を持ちにくく、繊細かつ敏感な気質でありながら、
刺激を求めて好奇心旺盛な性格もあわせ持っているため、
言ってしまえば矛盾した2つの特性を抱えています。
周りに理解してもらいづらいのも特徴のひとつなんだな
矛盾を抱えた特性
では、具体的にどのような矛盾が生じるのか、以下の例が挙げられます。
・人とすぐに仲良くなれる
👉ですが、日が経つにつれて距離をとるようになる
・表面的には冷静にこなしているように見られがち
👉ですが、実はイライラしているしドキドキもしている
・周りからは社交的、優しい、寛大などの見られ方をする
👉ですが、そうじゃない自分をわかっているため、その評価に苦しんでしまう
・安定した状態でいることは少ない
👉ですが、それを見せない
・好奇心は強い
👉ですが、警戒心はもっと強い
・思い切って大胆に行動することもある
👉ですが、小さなミスがあると後悔する
・自分で自分をイジることはする
👉ですが、他のひとにイジられると傷つく
・自己肯定感は低い
👉ですが、心のどこかでは自信をもっている
・人のことは決めつけがち
👉ですが、人に決めつけられるのは嫌
HSS型HSPの自分が言うのもなんですが「我ながらクセあるなぁ~」と思います。
👉ですが、その矛盾が悩みのタネです。
▼HSS型HSPに関して、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事が参考になります▼
今回、自分がHSS型HSPの傾向だと知ったことで、本当に気持ちがスーッと楽になりました。
どのようにして自分自身をHSS型HSPと認識することになったのか。
次はそのチェック方法についてお伝えします。
自分はどのタイプ(種類)?HSS型HSPに当てはまるのかをチェックしてみよう
そもそもキッカケは仕事で今よりもさらに成果を出したいと思うようになったときでした。
自分の悩みとして、気にしすぎたり、考えすぎたり、周りの人や環境の情報をムダにキャッチしすぎるところがあります。そのため、自分のやらなければいけないことを疎かにしたり、十分に集中して取り組めないということがよくありました。
「なんでこんないろんなことに気が散ってしまうのか」
そんな不甲斐ない自分に嫌気がさしました。
落ち込みました。
この悩みを誰かに相談しようにも、どのように説明すればいいのかわからず、自分の中で模索する日々が続きました。
調べていくうちにHSPに行き着きました。
「聞いたことはあるけど内容までは知らない」
僕の認識はそんな程度でした。
そこには自分に当てはまることが次々に書かれていました。
HSPの内容に触れることで、あらためて自分自身を知るキッカケになったんです。
そこでHSPのセルフチェックをしてみることにしたんです。
▼実際に僕の活用した【HSS型HSP】のチェックがこちらです▼
🔲【HSP タイプ診断】
■HSPの中でどのタイプにあたるのかをチェックできます
■40問に対して5段階で回答するテストです
【Questi(クエスティ)さんの自己分析サイト】
▼ベースとなる【HSPに特化した診断テスト】はこちらがオススメ▼
🔲【HSP診断テスト】
■全48項目を5段階でチェックする診断テストになります
最初は半信半疑でした。
けれど、実際チェックし終えると納得できている自分がいました。
そしたら気持ちがスーッと楽になったんです。
じゃあわかったと。そんな自分を受け入れるわと。
受け入れた上で、これからどうしていくかを考えていこうと。
そう前向きに思えたんです。
自分の「特徴」と「あるある話」
僕は【HSP】でありながら刺激を求める傾向にあります。
つまり、【HSS型HSP】というタイプです。
ここでは、そんな僕の場合はどんな特徴があらわれているのかをお伝えしたいと思います。
僕の【HSS型HSP】の特徴を言わせてください
HSS型HSPの典型的な特徴に関してはこちらの動画がオススメです。
僕の場合の【HSS型HSP】の特徴は以下が挙げられます。
ざっくりですが以上のことが挙げられます。
次に、これらの特徴をもった僕のよくある日常場面についてお伝えしたいと思います。
あるある話
同じような境遇の方であっても、それぞれ違いはあります。
ここでは、あくまで僕の場合の「HSS型HSPあるある」です。
本当にあった僕の実体験になります。
その① 「何をしようとしているのかわからない」
相手から「何をしようとしているのかわからない」と言われることが多いです。
僕としては次にやる行動を考えた上で、「今はこの行動をしておいた方があとで楽になる」と思って動いています。要は、自分の中で先のことを考えすぎているため、通常おこなうであろう動きを飛ばした行動になります。結果、相手側にとってはその行動している意図が読み取りにくくなっています。
説明をすれば相手もわかってくれます。
ですが、その説明さえも「あとでわかることだから、いま言わなくていいだろう」と思ってしまいます。
これは男性特有かもしれませんね。
その② 「受け手側の気持ちを最優先」
そもそも思ったことを口にすることは苦手です。
相手の意見に対して反論があった場合、言われる相手の気持ちを汲んで考えてしまいがちです。
言われた側はキズつかないだろうか、落ち込まないだろうか、などのネガティブな感情にならないかを考えます。言ったあとの険悪な雰囲気も苦手です。そんな雰囲気は作りたくないと考えています。
「だったら言葉を飲み込んで、そのあとのことは自分が補って対処すればいい」
その方が楽だと感じています。
その③ 「直感的に思う」
直感的に感じたことは当たっていることが多いです。
視線を察知することはよくあるし、気が合わなさそうな人もすぐに感じとります。
人の輪の中に入る場合も、その場の雰囲気を察知することがしょっちゅうあります。
「ギスギスした空気」はもちろん、「○○さんがなにか言いたそうにしている」「なにか良からぬことを話していたであろう隠しごとがある雰囲気」を感じとることがあります。
その④ 「慎重に考える」
なにかを始めるときや意思決定するとき、なるべくいろんな情報を調べようとします。
いろんなパターンも考えて、少しでも不安材料を洗い出さないと気が進みません。
そもそも衝動買いはできません。
いつもより高い買い物をするときは「ほんとうにこの商品は大丈夫か」、「他に良い商品はないか」そんなことをすぐ考えます。それを十分確認してからでないとすぐ決められません。
その⑤ 「誰かと話したあとは1人反省会をする」
出来事のあとは必ずと言っていいほど1人で反省会をしてます。
頭の中でそのときのことをイメージします。イメージできたら今度は印象に残ったフレーズを何回も復唱しています(頭の中でですよ)
そして、こうすればもっと良かったということを思いつく限り考えます。
ある程度納得しないと考えをやめれません。
ちなみに
一人になりたいときは、もっぱら車か、もっぱらトイレです。
特に仕事ではトイレが落ち着く場所になっています。
周りの音に敏感なため、いろんな情報が頭に入ってきます。そうすると集中できなくなります。
なので車やトイレ以外にも、あらかじめ一人になれる場所をピックアップしています。
その⑥ 「相手の感情に必要以上に共感する」
他人の出来事に対し、自分のことのように共感するため、自分もその人と同様な感情(喜怒哀楽)になりやすいです。
誰かが壁を乗り越えようと必死になっているドキュメンタリーをみれば、感銘を受けて涙がでたり、
自分自身も熱い気持ちになったりします。
人の喜びや楽しさ、悲しみや苦しみ、不満やイラ立ち
それらを敏感に感じとるため、感情移入しやすい傾向にあります。
その⑦ 「その①~その⑥までを周りに見せないよう、自分を偽る」
ここまでの自分の特徴を、他のひとの前では気づかれないようにします。
あたかも、もうひとりの自分を演じるかのように振る舞っています。
オススメの動画
ここまで僕の「あるある話」をしましたが、
もっとストーリー性のある話を知りたい方は「HSPサラリーマン 人に疲れやすい僕が、楽しく働けるようになったワケ」の本をわかりやすく要約された動画がおすすめです。
HSPの分類に当てはまる方はもちろん
・一生懸命がんばっているのに上手くいかない人
・失敗ばかり続いて落ち込んでいる人
そんな方にもオススメのエピソードが紹介されている【学識マロン】さんの動画になります。
HSS型HSPである自分とどう向き合っていくか
HSPのどのタイプであったとしても、それをどう受け入れるかによって自分の人生における影響が変わります。
HSS型HSPの場合であれば、以下の側面が挙げられます。
【HSP】の側面 | 【HSS型】の側面 |
---|---|
敏感で繊細 | 新しいことを好む |
刺激に弱い | 刺激を求めて行動する好奇心 |
気疲れしやすい | 活動的で明るい |
内向的な部分 | 社交的な部分 |
この両方が合わさっているHSS型HSPと、どのようにして上手く向き合っていくかです。
向き合い方は人によって十人十色です。
例えば、僕は以下のことを意識して取り組んでいます。
・じっくり自分のペースでやること
・周りの要求をすべて引き受けなくても良い、合わせなくても良いということ
・一喜一憂するのがHSS型HSPなのだと理解しておくこと
「いや、それが難しいから悩んでんだよっ」て話なんですけど。
あくまで僕の場合は、これらを意識して試行錯誤している段階ですね。
あと、どうしても「あれも、これも」と複数のことを考えてしまうので「一気にいろんなことをやろうとせず、1つずつでいい」と言い聞かせるようにしています。
これは自分の実感として感じたことですが
「何事においてもあらかじめ準備しておくことで心にゆとりをもって臨める」ということを学びました。
そうやって自分に合うやり方を見つけ出していくことが向き合っていく上で重要で、何より時間のかかることです。
まずは自分を知ること。
そこでオススメなのが
自分を客観的に捉え、さらに理解を深める方法です。
▼こちらの記事を参考にして、実際試してみてください▼
参考記事:ニーズに応えるには?自分の中を理解しよう!「マズローの欲求」と「ホスピタリティ」を活用
HSS型HSPで悩んでいる方に僕が一番伝えたいことは
変わっているということを悲観的に捉えるのではなく、前向きに捉えるということ
変わっているということは、人と違うということ
人と違うということは、それだけ貴重な経験ができるということ
「マイノリティ(少数)であり、レアリティ(貴重)」なんだ
まとめの言葉
今回はHSS型HSPを、僕の視点を含めて解説しました。
僕は【HSS型HSP】である自分の気質を受け入れました。
しかし、だからといって「しょーがない」と思っているわけではありません。
受け入れた上で、
「苦手なことに対してやり方や仕組みを考えていこう」、「自分のできることを磨いていこう」と思っています。
自分らしい人生を自分自身で作り上げていくために!
ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。
また何かのテーマでこのサイトを見かけたら、少しでも立ち寄っていただけると幸いです。
以上っ!
やすより